還暦祝いのプレゼント カテゴリ
還暦祝いのプレゼント 最新記事

還暦以後 (ちくま文庫) |


還暦以後 (ちくま文庫)還暦以後 (ちくま文庫)
松浦 玲
筑摩書房 刊
発売日 2006-06



さまざまな還暦後の人物像 2006-09-23
さまざまな歴史上の人物を取り上げながら、その還暦後の人生を紹介するという趣向の本である。
勝海舟と徳川慶喜との関係にスポットをあてた、序章の「老年の輝き」では、勝が亡くなる前年の明治31年に、慶喜が勝のもとを訪ねた日のエピソードが紹介される。二人の会話のニュアンスを読み解く試みがとても興味深い。

本書は、さまざまな還暦後の人物像に焦点をあてながら、おもに幕末から明治・大正期あたりの歴史背景にも触れながら、なかなか魅力のある話題が展開する。
いわゆる一種の「歴史的エピソード」を集めた本でもあり、これまでにない読み応え感のある、やや硬質の一冊であった。
古稀を過ぎて法難の旅に出た法然、明治政府に意見を言い続けた勝海舟、七十一歳で名作『鍵』を書いた谷崎潤一郎…彼らは「老年」の人生をいかに生き抜いたのか。自ら古稀を迎えた歴史家が見つめた二十七人の還暦後。時に「性」を語り、時に「記憶」を分析する。興趣つきぬ歴史エッセイ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松浦 玲
昭和6(1931)年、広島県生まれ。京都大学放学処分。立命館大学大学院修了。京都市史編纂所主幹、著述業。桃山学院大学教授等を経て、現在著述業


さらに詳しい情報はコチラ≫